遍路6回目の(2) 

平成24年4月15日から19日、6回目を始めます1番ー17番
平成24年8月5日から8日、6回目(2)18番ー23番

 田井の浜(徳島)です。長男の嫁の里です。


 実は、この3月に定年退職して、毎月お四国に出ようと夢見ていたのですが、
長女が出産のために、同じく4月に我が家に戻ってきました。4月はそれでも
予定通り、1番さんから17番さんまで打ったのですが、5月末には次女が名古屋で
3人目を出産。続いて6月初めに長女が出産しました。なんと孫がこれで6人。
うれしい悲鳴です。ジージとしては、お四国より優先というわけで、むずむずしながら
もんもんと過ごしていました。やっと?長女が7月下旬に筑波に戻りまして、これから
本当の退職後の日常が始まります。そんなわけで、なんとまだ2回目です。

 今回は、真夏ですが18番から23番(阿波一国打ち)です。
道中には、鶴林寺から太龍寺のコースと、平等寺から薬王寺までの長距離が
あります。さて、どうなりますか。


8月5日(日)
 4月以来のお四国です。わくわくですね。日曜日に出発するのは、まず電車が空いていて
でかいリュックなどが、お勤めの方の迷惑にならないためです。南海なんば駅に着いて、
バスの中でのパンとお昼のパンを購入。エレベータで5階です。なんとバスのターミナルが
5階なんですよ。実は、チケットをネットで購入すると、座席が自動的に割り振られ、前から
順番になります。すると2人掛けの座席が詰まってしまいます。だか前日に電話して、空いてる
座席に変更してもらいます。まず混んでいませんから、ゆったり2人掛けをひとりで乗れます。

  徳島バス エディー号

 7:30 なんば発 室戸行バスは、8人ほどのお客さん。途中、大阪駅や神戸からのお客さんで
ほぼ半分程度の乗客です。やはり夏休みです。多いです。室戸岬まで大阪から6時間かかり
ます。私は、今回小松島まで乗ります。(実は、一番最初の降車でした。みんなどこまでいくん
だろう?

 10:27 こまつじま着。JR牟岐線の中田(ちゅうでん)駅のそばです。小松島警察の手前。
ここから歩き始めます。約2.5kmで、18番恩山寺です。雲が多くて、炎天下でないかなと
思っていたのですが、歩き始めるとギラギラ太陽が。菅笠に日光除けのレースのカバー。
日焼け止めは、50++。はは、爺さんでもきちんと対策。手甲も付けます。

   

30分もすれば、あの朽ち果てた山門の到着。道路横の遍路道を山門をくぐって進みます。
でかいお大師さまの後ろから上っていきます。18番恩山寺に到着です。ぱらぱらとお参りの
方がおられますが、さすがに真夏です。団体さんもいないし、日曜でもひっそりした札所です。
今回の最初でもありますから、ゆっくりお経をあげさせていただきました。

12時前に出て、あの牛舎のあいだを山に入ります。口蹄疫もあったからでしょうか。張り紙に
「決して牛に近づかないで」とありました。そうですね、余所人が珍しく牛に近寄るのはだめ。
義経ロードを進みます。ここは、屋島の合戦の折に平家を迎え撃つために義経が馬で駆け
抜けたところ。山にはでかい義経の騎馬像があります。そんな山道を、遍路道として歩きます。
抜けたところが釈迦庵(最古の仏足石)があります。

恩山寺から、約4km。13:00前には、立江寺に到着。私は、本堂の階段の下に荷物を置きます。
涼しいんです。お参りして、パンを食べて、Tシャツが汗でびしょびしょですから、シャツと靴下を
着替えます。すでにダカラ500ml2本ですよ。休憩には必ず靴を脱いで、足を乾燥させます。
一度もマメができません。

 

薄皮まんじゅうも魅力的ですが、横目に赤い橋を渡って、20番鶴林寺に向かいます。
初日ですし、行けるところまで行って、バスに乗って徳島駅まで戻る計画です。今回も、
徳島駅3連泊予定です。

13:30「こはく天使」という喫茶店があります。ここのマスターは、あの「徳島バーガー」の
製作者なんですよ。ツイッターでお知り合いになって、できたら今回も寄りたかったのですが、
時間的にも中途半端で、できたら最低県道16号線(あのローソン)までは行きたいです。
ローソンまであと5km。その道が、徳島駅まで行く「勝浦線」のバス道ですから。

結局喫茶店には寄らないで、てくてく誰も歩いていない道を進みます。なんと急にあたりが
曇ってきたら、シャワーのような雨が局所だけ降り注ぐ。リュックにカバーをかける間もなく
止むんです。まあ涼しくなれば。いやいや湿度が上がって、アスファルト道は、サウナみたい。

へろへろ、延々とだらだら道を歩きます。やっと三叉路まできて、ローソン。左に勝浦川沿い
に進めば、生名です。人形館・道の駅。(春のビッグ雛祭りは、有名です。)本来なら、
生名まで行って、明日はさの生名から繋ぐ予定でしたが、・・。ローソン前にバス停が!
時間を見たら、あと2分でバスが来る!もうだめ。気持ちが切れてしまいました。初日だし
天気も怪しくなってる。バスに乗ったら、16:00徳島駅。今日は、ここで打ち止め。

バスで徳島駅まで1時間かかります。うとうとしていると、なんと土砂降りになってきました。
車も徐行しています。徳島市内は大変です。(後で聞くと、生名もすごかったらしい。)
駅前に着くころには、雨もあがって、定宿のホテルサンルート徳島。11階の温泉がいい。

今夜の女子サッカーどうしよう。寝不足の鶴林寺・太龍寺はきついよう。早く寝よう。
明日は、6:10発のバスで、生名まで。


8月6日(月)
 さあ、早起きして6:10徳島発の勝浦行バスで生名に向かいます。55号線から勝浦川沿いに
出て、生名です。徳島のバス停に、お若い遍路君がリュック枕にベンチで寝ています。
どうやら、同じコースのようです。
 
 7:00に生名に着きました。金子屋さんの前ですね。わたし、先に降りて、出発の準備をしよう
としていたら、あの遍路君があわてて私のところに。「すみません、5000円札を両替してくだ
さい。」って。バスの運転手さんが、両替できなかったようです。幸い数枚の1000円札をもって
居ました。不慣れでしょうか、バスの運賃が、720円することも調べてなかったようです。

 ご一緒しましょうかという申し出ですが、私遅足さんですから先に行っていただきました。
なんと、歩きだしてすぐに見えなくなって、それ以来出会いませんでしたよ。なんという
早足さんでしょう。ずっと登りが3km続きます。この道は、結構アブやブヨが多いんです。
虫除けは必携ですよ。(あとで、ちょっとした話があります。)
 
  

 朝ですし、登りです。今日は足が重いです。8:30に、やっと20番鶴林寺さんに到着です。
あのお寺手前の石畳の遍路道は、お気に入りのひとつです。鶴の山門から、今回は、参道
途中の鐘楼へ上がる小さな階段。三重の塔。そして本堂横にでます。この塔が、太龍寺さん
のロープウェイから見えるんですよね。残念ながら、鐘は撞けません。

 おひとり先達さんが、お参りでしたが、他にはだれもいません。本堂左奥のベンチで、お参り
前に、もうTシャツを着替えました。汗でボトボト。輪袈裟、念珠で正装して、お参りです。
奥のお地蔵様。お大師さまにもご挨拶。誰もいない時間帯と空間。ひとり占め。

 

 ゆったり30分。大師堂。奥様でしょうか、大師堂を掃除なさっていて、お声をかけていただき
ました。ご朱印もいただきます。今回は、もうおいずるに鶴の印は、いただきませんでした。
たいていは、背中に鶴と39番の亀の印をもらいます。鶴亀で、長寿のお祈り。

 9:00です。そろそろ太龍寺さんに向かいます。7kmですね。460m下りて、480m上って。
この登りは、なかなかのものなんですよ。出発しようとしていたら、なんと野球帽にピンクの
短パンの青年が、到着です。どうもかなり疲れてる。「お先に。」とお別れしました。

下りきったところに水井の休憩所。足が重くて何度も休みました。休憩所で、大休止。
シートを広げて、足を延ばし、パンをいただきます。でも、あのピンクの青年、まだ来ません。

 ゆっくりしすぎですかね。ヘロヘロしながら、11:45過ぎています。この暑さ。登り勾配。
ダメですね。体力の無さ。なんとか山門。でもここからまだ遠い。納経所までの長いこと。
納経所の前のベンチにリュックを置いて、鐘楼門をくぐって、まだ階段を上って。やっと
ご本堂。でも、あの大雨で、ご本堂が倒木に直撃され、いま修復中です。手前の小屋?
が、仮本堂としてお祈りできる場所になっています。ちょっとだけ、大師堂に近いかな?

  

 来年には、新しいご本堂ができるようです。もう棟が上がってました。大師堂にお参り。
「おみくじ」が、あります。龍のお守り付き。そうだ、今年辰年。まごが、1月、5月、6月と
なんと辰年に3人も増えたんです。孫たちにお守りを買ってあげよう。・・でもおみくじが
あまり内容がよくないとまずいなあ。まあ、帰って開けて、お守りだけを送ってあげよう。

 納経所に行くと、「太龍寺Tシャツ」が。1500円。思わず購入。すぐ着替え。二回目の
更衣です。汗。ペットボトル4本目購入。

 12:30になろうとしています。太龍寺から平等寺さんまで、11km。普通の足の人なら、
それが通常の1日でしょうね。でも、これから3時間歩けるでしょうか。選択肢はいろいろ
あります。まあとにかく、お山を下りて、バスの通る道まで行って、考えよう。

 太龍寺さんからの、下りるコースは3通りです。ロープウェイで下りる。あのお大師さん
の像の後ろを通って、ふだらく峠越え。そして駐車場経由の坂口旅館を通る道。
時折通り過ぎる車の恨めしいこと。頭のどこかに「誰か、お接待で車にどうぞなんて、
言ってくれないかなあ。すぐに乗るのになあ、」なんて妄想が。そんな時に限って無い。
小さい、つまらない自分を責めながら、ひたすら車道を陰を探しながら歩きます。

 今回は、まだ一番近い坂口屋さん前を通って、車道をてくてく。いやあ、その暑さ。
6.5kmですが、2時間かかりました。あの急こう配の坂道を下りてきて、さらにだらだらの
アスファルト道。

 14:00道の駅わじきの交差点に到着。へんろ小屋2号。歌教授が、つぎつぎに建てて
おられるへんろ小屋です。ありがたいですね。また、大休憩。ぼっと地図を眺めながら、
あと4km。でも峠越え。そんなにきつくはないけど、平等寺から、JR新野まで1.5km。
どうしようか。バス停は?と思って見渡すと、なんとそこにあるじゃないですか。すぐに
行って、時刻表をみると、あと5分ほど、14:35に徳島バス丹生谷線徳島駅行ですよ。

 わたしのためにあるんだ!なんてね。いそいそと帰る準備をして、バス停で待つこと
しばし。きたきた。だれも乗ってない。でも、到着が、16:00.すごいですね。960円。

 うたたねしてたら、すぐに徳島駅。はやくお風呂に入って休みましょう。今夜は、サッカー
があるんです。7時に寝たら、1時に起きてもいいか。でも明日の朝は、5:47分発の
JR牟岐線海部行。新野まで行って、そこから日和佐まで歩くしなあ。とにかく寝よう。


8月7日(火)
夜中にオリンピックのサッカー観戦なんかするから、目が覚めたのが5:00・
5:47徳島駅JR牟岐線海部行に乗る予定。あわただしく準備して、5:35に部屋を出ます。
この電車は、ワンマンの1両。すでに何人かの乗客がいますよ。中田駅で、お遍路さんが、
二人も下りました。昨夜徳島で泊まって、18番までちょっとワープ組ですね。
6:45新野駅着。約2km、22番平等寺まで歩きます。新野高校の部活動の生徒さんが
たくさん下りて行きました。夏休みですものね。

7:15平等寺到着です。おひとりお参りの老人がいますが、他にはどなたもまだです。
ちょっとのんびりと、ご本堂で読経。出て右手に進んで、不動堂、階段を下りて大師堂。
今日の手洗水には、緑鮮やかなもみじが、入っています。ここのお寺は、いつも季節の
花や葉が、入っています。

  

奥様でしょうか、おひとりでお掃除。納経の度に、納経所に戻ってこられます。
「これから23番ですか?お気を着けて。」って、慰労していただきましたよ。

さて、時間も8:00。ここから約22km。(国道55号線だと、3kmくらい近い。)
やっぱり、歩くなら車道とトンネルばかりじゃ、逆につらいですから、海沿いの田井ノ浜を
抜けるコースですよね。

村の中を、月夜御水庵を抜けて、国道55号に出るまでに、車3台であっただけです。
人もいない。ひたすら、てくてく歩きます。ここまで、5km位。でも、やっぱり今日も足が
重いです。まあ、木々の間を歩きますから、日蔭が多くて、まずは快適です。

 

国道に出ると、すぐにへんろ小屋。鉦打のトンネル前の小屋です。以前、土砂降りで
ずぶ濡れになって休んだ小屋。今日は、炎天下で汗だくでの休憩です。たしか、
1番から歩いてきて、最初のトンネルでしたかね。歩いていると、トンネルが本当に
こわいんです。車が猛スピードで、真横を通りぬけていくんです。トンネルの入り口から
車が来ると、ゴーってすごい音がして、近づいてきます。リュックや靴に反射板を張っています。

今回、錫杖の音、五鈷鈴の音色がトンネルで響いて、気持ちはよかったのですがね。
まもなく、左に下りて行ったら由岐の町へ行きます。右の国道を進めば、近道。立て看板
には、車用に「薬王寺まで、11km」とあります。実は、ここからが、だらだら遠いんです。

由岐からJRの線路を越えて町の中へ。旧の遍路道。さて、田井ノ浜です。
実は、息子の嫁のおばあさんが田井ノ浜に住んでおられたそうです。ご両親は、生活の
ために大阪に出てこられ、よく嫁も小さいころは、この田井ノ浜で泳いだそうです。
徳島でもちょっと有名な海水浴場。夏だけJRが「たいのはま」駅で、電車が止まります。

  

若い人たちが、楽しそうに泳いでいます。民宿も、家族連れでにぎやかです。
そんな浜を、遍路のあつくるしいおじさんが、もくもくと歩いていきます。へんろ小屋も
若者の休憩場所でした。やむなく素通りです。一気に木岐(きき)まで歩きます。

小さい港をぐるっと回る感じ。電柱には、南海地震の津波予想ラインが貼ってあります。
すべての家の軒より上です。小さな漁村では、逃げようもないのかなあと、・・。
炎天下、手押しの車を頼りにしたおばあさんが、3人も歩いておられました。

浜を抜けると、遍路小屋。二階建てで、下が吹き抜け。上では、郵便屋さんがお昼休み?
実は、前を歩くお遍路さんが一人。??ピンクの短パンのあの姿。ちいさなバック。
手には、空のペットボトル。追いつきそうになって、まあ、一人がいいかなあって。休憩。

浜風に当たりながら、大休止。お昼のパン。12:00を回っています。あと6-7kmですね。
心づもりでは、14:00過ぎには、日和佐に着きたいなあ。暑いと休憩も多くて、1時間に
3kmも進まない。21km、6時間でいけるかなあ?

浜を抜けると、小さな半島をぐるっと回るように、木々のトンネルの上り坂。俳句や川柳の
杭がある遊歩道。山座峠ですね。長いです。ずっと登り。すでに、ピンクのおへんろさんは
見えません。

やっとの思いで、峠を抜けると、途中左の森に入っていくへんろ道。どんどん下りて行くと
老人ホーム。海までおりて、えびすロッジを越えて、えびす洞から日和佐の浜が見えます。
ホテル白い灯台(実は、建物はブルーです。)恋人岬。ここを過ぎて、下りていくと日和佐の
町です。あれ?浜には、誰もいない。泳いでいない。サーフィンもしていない。きっと、
ウミガメのためなのかな。

 

時間を見ますと、14:10大丈夫。ゆっくりお参りして、15:33発の電車に乗れますね。
町を抜けて、まっすぐ23番薬王寺です。山門の工事で、足場を渡って、あの厄除けの
階段です。あしが、・・。女厄、男厄。なんと、バンバンの足では、ほとんどカニサン状態で
上ります。きついです。

 やっとご本堂。なんと、今回初めての団体さん。本堂に近づけません。しばしベンチで
休憩を。なんと、あのピンク君がいます。「ああ、昨日山の上でお会いした方ですよね。」
「ああ、鶴林寺さんですね。」今朝は、平等寺さんの横の宿でしたか。

 まあ軽くご挨拶して、そのうち団体さんがお帰りで、ご本堂・大師堂とお参りします。
ピンク君、うろうろ回って、「これからどうされるんですか?」「15:33発の電車で徳島に
戻ります。」なんて会話。「じゃあ、僕もそれに乗ります。」

 「あなた、たばこ吸われます?」「じゃあ、本堂左奥の肺大師さんは、お参りしておく
ほうがいいですよ。」そんなで、ここから徳島まで、このピンク君とかけ連れです。
緑の野球帽、ひげ面で小さなバッグひとつ。金剛杖は、袋なし。黄色のシューズ。
ピンクの短パン。

 15:33-17:00徳島着の電車です。この青年どうやらニート君。去年19番まで、ふと
気が向いてお参りした。今年は、23番までにするそうです。毎年数泊して、きままに
スタンプラリーですって。屈託ない青年です。岡山のおじさん所にこれから、転がり込む。
なんの計画もないそうです。

 何も知らないままに、お遍路を始め、去年は11番藤井寺でお杖を忘れて、今回
また新しく買ったそうです。いっぱい漢字が書いてあるほうがカッコいいからと、
「心経」が書いてある杖を持っています。長袖の白衣、輪袈裟をしていますが、汗で
べとべと。お参りが済んだら外していいですよって言ったら、喜んでいました。
四国にいる間、ずっとしていないといけないと思っていたそうです。

 さあ、それからは電車が徳島に着くまで、質問責め。昨夜の睡眠不足をここでと
思っていましたが、まあいいですね。数珠のこと、お参りの作法。お経のあげかた。
見よう見まねで、皆さんの様子をみるが、みんなちがうんだ。いったいどれが正しい
のかと悩んでいたとか。

 徳島駅で、手作りの腕念珠をプレゼントしました。そうそう、念珠は左手にするんだよ。
また、来年の夏に日和佐から室戸に向かうようです。いったいいつになったら満願
するんでしょうね。それも、こだわっていないそうです。

 いやあ、現代版の山頭火でしょうか。こんなに気楽に日々を送る若者は、初めて。
いままでは、逆に日常に押しつぶされそうな若者ばかりみてきました。なんか、好き。
こだわりがないことを、無謀だとか無計画だとか批判します。人生に目標を持ち、
常に計画をもって生きなければならないと教えられ、また教えてきました。
ひょっとしたら、間違っていたのかなあって。今回ピンク青年にまた教えられました。

 なんとなくさわやかな気持ちで、徳島駅でお別れしました。彼は、これから特急で岡山。
わたしは、宿に戻って、ゆっくりして、明日の朝のバスで大阪に帰ります。
私の8月のお四国はこれにて、打ち止め。

8月8日(水)8:00徳島発なんば行バス。11:00なんば着。11:40自宅到着です。

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