四国 勤行次第(私のお四国の勤行次第です。)ちょっと、マニアックですね。

(普禮真言) 

  おん さらば たたぎゃた はんなまんなのう きゃろみ

(祈願文)

  納め奉る この所のご本尊 高祖弘法大師を始め 当山鎮守 総じては

  日本国中(にっぽんこくじゅう) 大小の神祇(じんぎ)に 祈願し奉る

  至心発願(ししんほつがん)、天長地久、即身成仏、密厳国土、風雨順時、

  五穀豊穣(ごこくほうにょう)、世界平和、万民豊楽(ばんみんぶらく)

  乃至法界(ないしほうかい)、平等利益(びょうどうりやく)

(懺悔文)

  我昔所造諸悪業 (がしゃくしょぞう しょあくごう)

  皆由無始貪瞋痴 (かいゆうむし とんじんち)

  従身語意之所生 (じゅうしんごい ししょしょう)

  一切我今皆懴悔 (いっさいがこん かいさんげ)    

 

(三帰)

 弟子某甲  盡未来際(でしむこう じんみらいさい)

  帰依佛  帰依法  帰依僧   

 

(三竟)

 弟子某甲  盡未来際

 帰依佛竟 帰依法竟 帰依僧竟

 

(十善戒)三返

 弟子某甲 尽未来際   

 不殺生 不偸盗 不邪淫 (ふせっしょう ふちゅうとう ふじゃいん)  

 不妄語 不綺語 不悪口 (ふもうご ふきご ふあっく)

 不両舌 不慳貪 不瞋恚 (ふりょうぜつ ふけんどん ふしんに)

 不邪見            (ふじゃけん) 

 

(発菩提心真言)三返

   おん ぼうち しった ぼだはだやみ         

  (金1回)

(三昧耶戒真言)三返

   おん さんまや さとばん              

 (金1回)

☆『五大願』

 衆生無辺誓願度 (しゅじょうむへんせいがんど)  

 福智無辺誓願集 (ふくちむへんせいがんしゅう)

 法門無辺誓願覚 (ほうもんむへんせいがんかく)

 如来無辺誓願事 (にょらいむへんせいがんじ)

 菩提無上誓願證 (ぼだいむじょうせいがんしょう)

(開経偈)

  無上甚深 微妙法 (むじょうじんじん  みみょうのほう)

  百千万劫 難遭遇 (ひゃくせんまんごう  なんそうぐう)

  我今見聞 得受持 (がこんけんもん  とくじゅうじ)

  願解如来 真実義 (がんげにょらい  しんじつぎ)

(奠供)

(四智梵語) おん ばざら  さとば そうぎゃらか

        ばざら あらたんのう まどたらん

        ばざら だらま  きゃやない

        ばざら きゃらま  きゃろばんば   

(大日讃)  さらば びや びはんば ぎゃら ぎゃりや そぎゃた 

        じはてい じのう たれい だどきゃ まからんじゃ 

        べいろしゃのう ぼそとてい

(不動讃)  のうまく さらば ぼだぼうじ さとば なん 

        さらば たら そうぐ そび だびじゃらし べいのう 

        ぼそとてい そわか

(百字の偈) 『理趣経』

 菩薩勝慧者 乃至盡生死 ほさっしょうけいしゃ だいししんせいし

 恒作衆生利 而不趣涅槃 こうさくしゅうせいり じふしゅでっぱん

 般若及方便 智度悉加持 はんじゃきゅうほうべん ちとしっかち

 諸法及諸有 一切皆清浄 しょほうきゅうしょゆう いっせいかいせいせい

 欲等調世間 令得浄除故 よくとうちょうせかん れいとくせいちょこ

 有頂及惡趣 調伏盡諸有 ゆうていきゅうあくしゅ ちょうふくしんしょゆう

 如蓮體本染 不爲垢所染 じょれんていほんぜん ふいこそぜん

 諸欲性亦然 不染利群生 しょよくせいえきぜん ふぜんりきんせい

 大欲得清浄 大安楽富饒 たいよくとくせいせい たいあんらくふうじょう

 三界得自在 能作堅固利 さんかいとくしさい のうさけんこり

(後讃)

(四智漢語)  

 金剛薩た  摂受故  きんこうさった せいしゅうこ 

 得為無上  金剛寶  とくいぶしょう きんこうほう 

 金剛言詞  歌詠故  きんこうげんし かえいこ 

願成金剛  承仕業  げんせいきんこう  しょうしぎょう

(心略漢語)

 一切善生主  いっせいせんせいしゅう

 妙用體無碍  びょうようていぶかい

 三界如大王  さんかいじょたいおう

 遍照我頂禮 へんしょうがていれい

(佛讃)

 まか ぎゃろんに けんなたん しゃしゃたらん さらば べいなん 

 ほんじょな ちくなたらん はらだまみ たたぎゃたん

(般若心経)

  仏説摩訶   般若波羅蜜多心経

  観自在菩薩 行深般若 波羅蜜多 時照見五 蘊皆空度 一切苦厄 

  舎利子色 不異空空 不異色色 即是空空 即是色 受想行識 

  亦復如是 舎利子是 諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 

  是故空中 無識無 受想行識 無眼耳鼻 舌身意無 色聲香味

  觸法無 眼界乃至 無意識界 無無明亦 無無明盡 乃至無老 

  死亦無老 死盡無苦 集滅道無 智亦無得 以無所得 故菩提薩垂   

  依般若 波羅蜜多 故心無圭 礙無圭 礙故無有 恐怖遠離    

  一切顛倒 夢想究竟 涅槃三世 諸仏依 般若波羅蜜多 故得阿耨  

  多羅三藐 三菩提 故知般若 波羅蜜多 是大神呪 是大明呪  

  是無上呪 是無等等 呪能除 一切苦 真実不虚 故説般若  

  波羅蜜多 咒即説 呪曰 羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶 

  般若心経  

(至心廻向) 

 懺悔随喜勧請福 さんがいずいき   げんせいふく

 願我不失菩提心 げんがふし     ほていしん

 諸仏菩薩妙衆中 しょふほさ     びょうしゅうちゅう

 常為善友不厭捨 しょういせんにゅう ふえんしゃ

 離於八難生無難 りよはつなん    せいぶなん

 宿命住智荘厳身 しゅくべいちゅうち そうげんしん

 遠離愚迷具悲智 えんりくべい    ぐひち

 悉能満足波羅蜜 しつのうまんそく  はらび

 富楽豊饒生勝族 ふらくほうじょう  せいししょく

 眷属広多恒熾盛 けんしょくこうた  こうしせい

 四無擬弁十自在 しぶかいへん    しゅうしさい  

 六通諸禅悉円満 りくとうしょせん  しってんまん

 如金剛幢及普賢 じょきんこうとう  きゅうほけん

 願讃回向亦如是 げんざんかいきょう えきじょし

 帰命頂礼大悲  きべいていれい たいひ

 毘慮遮那仏   ひろしゃだぶ

(本尊真言)

(光明真言) おん あぼきゃ べぃろしゃのぅ まかぼだら まに

        はんどま じんばら はらばりたや うん

(ご寶号)  南無大師遍照金剛  

(高野神明真言) 南無大明神

(先祖供養) 南無○○家先祖代々一切精霊(いっさいしょうりょう)

(阿弥陀如来根本陀羅尼)

  のうぼうあらたん のうたらやぁや

  のうまくありや みたぁばぁや 

  たたぎゃたや  あらかてぃ

   さんみゃく さんぼだや 

  たにゃた  おん 

  あみりてい

  あみりとう どはんべい

  あみりた さんばべい 

  あみりた ぎゃらべい

  あみりた しってい 

  あみりた ていせい

  あみりた びきらんでぃ 

  あみりた びきらんだ ぎゃみねぃ

  あみりた ぎゃぎゃのぅ きちきゃれぃ

  あみりた どんどび そばれぃ 

  さらば あらた さたねぃ

  さらば きゃらま きれぃ 

  しゃきしゃ よぅ きゃれぃ そわか

(大金剛輪陀羅尼)

  のうまく  しっちりや  じびぎゃなん たたぎゃなん 

  あんびらじ びじまかしゃ きゃらばじり さたさた 

  さらていさらてい     たらいたらい びだまに 

  さんばんじゃに      たらまち  しったぎりや

  たらん そわか

 

(一字金輪呪)

  なうまく さまんだ ぼだなん ぼろん

『舎利礼文』

 一心頂礼  万徳円満  いっしんちょうらい まんとくえんまん

 釈迦如来  真身舎利  しゃかにょらい   しんじんしゃり

 本地法身  法界塔婆  ほんじほっしん   ほうかいとうば 

 我等礼敬  為我現身  がとうらいきょう  いがげんしん

 入我我入  仏加持故  にゅうががにゅう  ぶっかじこ 

 我証菩提  以仏神力  がしょうぼだい   いぶつじんりき

 利益衆生  発菩提心  りやくしゅじょう  ほつぼだいしん

 修菩薩行  同入円寂  しゅうぼさつぎょう どうにゅうえんじゃく

 平等大智  今将頂礼  びょうどうだいち  こんじょうちょうらい

(胎蔵界回向)

 所修一切 衆善業 そしゅういっせい しゅうせんぎょう 

 利益一切 衆生故 りえきいっせい  しゅうせいこ

 我今尽皆 正廻向 がきんしんかい  せいかいきょう 

 除生死苦 至菩提 ちょせいしこ   しほてい

 帰命頂礼      きべいていれい 

 大悲         たいひ    

 毘慮遮那仏    ひろしゃだふ 

(普回向)

 願以此功徳  がんにし くどく

 普及於一切  ふぎゅうお いっさい

 我等與衆生  がとうよ しゅじょう

 皆共成佛道  かいぐ じょうぶつどう

(普禮真言)  おん さらば たたぎゃた はんなまんなのう