愛染堂だより(10)(C)2004 RayLand [槙尾山施福寺 ]
今日は、暑かったですよ。このところ連日の35℃越えです。
今回は、夏に行く四国88箇所巡礼の練習も兼ねて、愛染さまにお願いしにいきました。
ずっと前に、西国観音三十三箇所をお参りしていましたときに、初めて行きました。
あのときの記憶からすると、一山登ったような思い出があります。今回は、覚悟して
向かいました。
駐車場から、約20分くらいですね。最後の階段です。
登りきったところが、本堂です。
今回の目的は、愛染さまです。この写真の反対側が、
愛染堂です。
弘法大師が、自らお作りになったと伝えられる愛染明王が、小さなお堂にいらっしゃいました。
施福寺本堂へのお参りは、今日はとても多くの方が来られています。
最後の階段の直前ですから、ほとんどの方は、小さく合掌し会釈して過ぎていきます。
私は、できるだけきちんとしたいものですから、お線香をお供えし、般若心経をあげ
ご真言をあげ、愛染さまを独り占めした感じです。
汗も引いて、最後の階段をのぼり、ご本尊の観音様にご挨拶です。
本堂では、上に上げてもらって、経本を出してきちんと懺悔文からお経をあげました。
読経もさまになってきました。
「ひやしあめ」飲みたかったな。お山の上の茶店も「あんなに高いところで働いていて
お掃除もしてくれているんだから、お布施の意味も込めて、なにか買ってあげないと」。
帰りに、仁王門を出たところに、石の聖観音像があります。白い立て札に、
「あなたも今日一日『一日観音』になりましょう。衆生は、ほとけなり。」と書いてありました。
即身成仏の教えですね。連休でもあるからでしょうか、とても多くの人と出会いました。
その全員と、「こんにちは。」と挨拶しました。人にやさしくできる人間でありたいですね。
「がんばってください。」「もうすこしですよ。」
今日も、とても満足の一日でした。ご苦労様。ありがとう。
■仏教の勉強室
■愛染堂 ■愛染堂だより(1) ■(2) ■(3) ■(4) ■(5) ■(6) ■(7) ■(8)
■(9) ■(10) ■(11) ■(12)
■愛染曼荼羅 ■歓喜天 ■愛染敬愛法