稽首聖無動尊秘密陀羅尼経


稽首聖無動尊秘密陀羅尼経

稽首聖無動  摩訶威怒王  極大慈悲心 

愍念衆生者  本體盧遮那  久遠成正覚

法身遍法界  智慧同虚空  無相而現相

相遍世界海  無聲而有聲  聲聞塵刹土

為護持佛法  為利楽群生  無邊相好海

變現瞋怒相  慈眼視衆生  金剛智能断

難断諸煩悩  執持猛利剣  一断無餘習

金剛定能縛  難縛諸結業  執持金羂索

一縛無能動  究竟能取盡  煩悩毒龍子

示現迦楼炎  焚燒業障海  能護菩提心

令行者堅住  安住磐石座  不退菩提行

假使満三千  大力諸夜叉  明王降伏盡

令入解脱道  一持秘密呪  生生而加護

隨遂不相離  必送華蔵界  念念持明王

世世不忘失  現前三摩地  覚了如来慧

以此三業禮  明王功徳善  平等施群生

同證不動定  唯願遍法界  金剛秘密呪

同住明王體  加持我三密  稽首明王力

令我悉地満  稽首明王力  令法久住世

自界及他界  無盡世界海  界中諸含識

同證無上覚

見我身者 發菩提心 聞我名者 断惑修善

聴我説者 得大智慧 知我心者 即心成佛

 無始己來無量罪 今世所犯極重罪

 日日夜夜所作罪 念念歩歩所起罪

 真言威力皆消滅 命終決定生極楽

 荷負引導師父母 抜濟生死大苦海

 威我有恩先亡者 有縁知識男女等

 大作方便皆引導 共生安養上妙刹

 乃至四恩諸衆生 皆悉利益共成佛

南無大日大聖不動明王四大八大諸忿怒尊  (三反)

けいしゅしょうむどうそんひみつだらにきょう  

しょうむどうをけいしゅす まかいぬおう ごくだいじひしん
しゅじょうをみんねんするものは ほんたいるしゃな 
くおんにしょうがくをじょうす 

ほうしんほうかいにあまねく ちえこくうにおなじ
むそうにしてそうをげんじ そうせかいにあまねし
むしょうにしてこえあり こえじんせつどにきこゆ 

ぶっぽうをごじせんがため ぐんしょうをりらくせんがために
むへんのそうこうかい じんぬのそうをへんげんす 

じげんをもってしゅじょうをみること 
びょうどうにしていっしのごとく

ほうべんにいっぱつをたれて だいいちぎをひょうじす 
こんごうちはよくだんじがたき もろもろのぼんのうをだんじて

みょうりのけんをしゅうじして ひとたびだんじてよしゅうなし
こんごうじょうはよくばくしがたき もろもろのけつごうをばくす

こんけんさくをしゅうじして ひとたびばくしてよくうごくことなし 
くきょうしてよくぼんのうの どくりゅうしをとりつくす

かるらえんをじげんして ごうしょうのうみをぼんしょうす
よくぼだいしんをまもりて ぎょうじゃをしてけんじゅうせしめ

ばんじゃくのざにあんじゅうして ぼだいのぎょうをたいせず
たと(えさんぜんにみつる だいりきの もろもろのやしゃも
みょうおうこうふくしつくして 

げだつのみちにいらしむ ひとたびひみつの
しゅをじすれば しょうじょうにしてかごし 
ずいちくしてあいはなれず

かならずけぞうかいにおくる ねんねんにみょうおうをじして 
せせにぼうしつせざれば

さんまちをげんぜんして にょらいえをかくりょうす
このさんごうみょうおうを らいするくどくぜんをもって 
びょうどうにぐんじょうにほどこして 
おなじくふどうじょうをしょうせん

ただねがわくはほうかいにあまねき 
こんごうひみつのしゅ おなじくみょうおうのたいにじゅうし
わがさんみつをかじしけいしゅす 

みょうおうのちからをもって わがしつちをしてみてしめたまへ

けいしみょうおうのちからをもって 
ほうをしてひさしくよにじゅうせしめ 

じかいおよびたかい むじんのせかいかい
かいちゅうのしょがんしき おなじくむじょうがくを
しょうせしめたまへ

けんがしんしゃ ほつぼだいしん 
もんがみょうしゃ だんなくしゅぜん
ちょうがせつしゃ とくだいちえ 
ちがしんしゃ そくしんじょうぶつ

むしよりこのかた むりょうのつみ 
こんせおかすところの ごくじゅうのつみ
にちにちややにつくるところのつみ

ねんねんぶぶにおこすところのつみ 
しんごんのいりょくをもってみなしょうめつす

みょうじゅうにはけつじょうしてごくらくにしょうぜん 
しふぼをかふいんどうして

しょうじのだいくかいをばっさいせん 
われにおんあるせんもうのものの 
うえんちしきなんにょとうのために

おおいにほうべんをなしみないんどうして 
ともにあんようじょうみょうのせつにしょうぜん

ないししおんもろもろのしゅじょう
みなことごとくりやくして 
ともにじょうぶつせしめん

なむだいにちだいしょうふどうみょうおう
しだいはちだいしょふんぬそん
 
三返