☆思いは、代々続く。

 88番大窪寺の手前に、前山遍路交流サロンがあります。ここは、遍路博物館です。早朝、まだ開館前にお邪魔して見学しました。そこには、50cmもある俵があります。古い民家を解体したときに出てきたそうです。なんと江戸時代からの「納め札」が、無数にあったそうです。「善根宿」でしょうか、代々の方がお遍路さんのお世話(お接待)をして、そのお礼にもらった「納め札」を大事に保存していたそうです。

 親が子に、子が孫に、「お接待」の心をつたえ、受け継がれてきた精神文化。これこそが、文化の伝承(教育)ですね。

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