胎蔵界曼荼羅(2)


最外院といわれる、一番外側には、203もの尊が描かれています。
『大日経』具縁品では、もっと少ないのですが、現図曼荼羅でははるかに多くなっています。

八部衆、十二天、天文天をはじめ、いろいろな神々が描かれています。そのほとんどが
ヒンズー教をはじめとする外教の神々です。

図形としては、この最外院は山の斜面のようなもので、また、その標高差を方角にも
分けられているようです。『倶舎論』器世間品の「須弥山世界論」を基調として、
三界「欲界」、「色界」、「無色界」のいろいろな神を描きます。

ここでは、「曼荼羅の見方」大法輪閣を参考に、お姿だけでも見ていきたいと思います。
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