薬師八大菩薩

「薬師本願功徳経」の中に

『もし世尊薬師瑠璃光如来の名号を聞けば、
命が終わるときに臨んで八大菩薩がそこにおり、虚空に乗じて来て、その道を示し、かの世界、種々の色の諸々の宝の華の中において、自然に生まれる。
という一節があります。

文殊師利菩薩

・観世音菩薩

得大勢至菩薩

・無盡意菩薩

無盡意菩薩は梵名をアクキシャヤマチヤと云ひ、譯して無盡意と云ふ。又た密號を定慧金剛或いは無盡金剛と稱し、三密の寶を以て遍く法界に施し盡きることなく、大地の萬物を載するが如くなる故に又た妙地と稱す。

金剛界曼荼羅外廓の北方に住し、賢劫十六尊の一なり。其の尊容は白色にして右手に梵篋を持ち、左手は拳にして腰に安し、或いは又た兩手にて持つ。印相は梵篋の印を用ふ。眞言不詳。

・宝檀華菩薩

・薬王菩薩

・薬上菩薩


弥勒菩薩




しかし、曼荼羅等でいわれる「八大菩薩」とは異なります。

参考 
 八大菩薩 / はちだいぼさつ
1 観自在(観音)、慈氏(弥勒)、虚空蔵、普賢、金剛手、曼殊室利(文殊)、除蓋障、地蔵
2 理趣経:金剛手、観自在、虚空蔵、金剛拳、文殊師利、転法輪、虚空庫、摧一切魔

八大菩薩 はちだいぼさつ
 仏教の仏。金剛手菩薩、妙吉祥菩薩or弥勒菩薩、虚空蔵菩薩、慈氏菩薩or文殊菩薩、観自在菩薩、地蔵菩薩、
 除蓋障菩薩、普賢菩薩をいう。

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