山寺(立石寺)と湯殿山、出羽三山合祀社

機会があって、仙台での仕事のあと、JR仙山線に乗りました。そのまま70分で、JR山形に到着です。駅レンタカーで
 山寺に向かいます。30分もすると、あの山寺です。念願のお寺に着きました。遅い昼食を「風雅の里」でいただきます。
 大きく開いた窓からは、正面の小山に山寺のお堂が見えます。



  山門から、いよいよ上ります。ちからこんにゃくも、もういいか。(実は、これから山形のすべての食事にこんにゃくが
 出てきます。)2000段ともいわれる階段を上ります。まあ、覚悟していたのと途中にお堂がいくつかありますから、お参り
 しながら進むと、あまり苦にはなりませんね。一番奥のお堂まで行くと、黄金色の阿弥陀さま。丈六の仏です。でも、
 本当は、このお寺のご本尊は、五重塔の形をした1mくらいの本尊大日如来です。天台大日様。山全体がご本尊なの
 ですね。ちょっとわかるような気がします。あとでいく出羽三山も重なるのですが、山そのものをご神体とする山岳信仰と
 習合しているのでしょうか。「五大堂」は、松島にもありますよね。絶景でした。たくさんの人々のお参りですが、どうも
 信仰というより、観光地です。私以外にはどなたも、念珠・輪袈裟すがたがありませんでした。もの珍しげにじろじろです。



  夕方、宿に向かいます。山形は、南は蔵王の温泉地帯。たくさんの温泉地がありますね。めずらしいあけびの皮の煮物
 をいただきました。

 早朝から、車で西に向かいます。高速道路が終わるところからすぐに北に向かう道。そうです、湯殿山に
 お参りに。これも夢にまで見た聖地です。しばらく走りますと、でかい真っ赤な鳥居が見えます。そこが湯殿山の入り口。
 ここに車を置いて、歩くか専用のバスに乗ります。登りは、バスにしました。様子がわかりませんものね。紅葉の坂道を
 曲がりくねりながら、上っていきます。10分でしょうか、本当の入り口に到着。ここからは、語ってはいけないのです。
 あるいてご神体まで向かいます。裸足になって、からだの毒をお払いしてもらって、お参りしました。すごい!!

 

 予想より狭い場所でしたが、十分お参りの満足を得ました。きっと一生で、一度です。語ることも、ましてや写真もだめ
 ですから、記憶に残すしかありません。帰りは、下り坂ですから、バスに乗らないで歩きました。晴天、もみじの山形、
 湯殿山です。



  さて、長距離ドライブです。国道に戻って、なんと鶴岡から出羽山道。出羽三山合祀社に向かいます。100kmはあります。
 すでにお昼ですよね。やってきました、羽黒山。山門から、1の坂、2の坂、3の坂。上るのに1時間?ひざががくがく。
 そうですよね、昨日山寺で、今日ここですものね。はは、五重塔はは写真で有名ですよね。深遠の森に入ったところで
 いつもとは違った霊気を感じて、念珠・輪袈裟をつけました。あなどってはいけません。出羽三山の神は、たしかに
 おられます。



 2の坂の茶屋では、山形のだだちゃ豆のお餅をいただきました。ここは、信仰が生きています。
出会う人みなあいさつします。合祀社につきましたら、なんと結婚式ですよ。すごいお堂でした。
大き目のお札をいただきました。



  さてさて、今夜は天童温泉です。120km以上あります。夕方に間に合うのでしょうか。山形到着が16:30.
 東北本線は1時間もない。車を返して、バスで真っ暗になって、到着しました。いいお風呂でしたよ。
  18日(日)山形空港からの飛行機が、一日に2便で、すでに満席ですので、仙台に戻ります。仙台空港から。
 便利なもので、天童8時過ぎの電車に乗って、仙山線で仙台から空港アクセス線で、10時過ぎには、仙台空港です。
 有名?なズンダシェークをいただき、昼過ぎに帰阪しました。日本は狭いですが、やっぱり東北は、遠いですね。